ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

VAT69 コルク栓 1960年代流通 ダンピーボトル 海外流通品

こんばんは。今回は、VAT69 コルク栓 1960年代流通 ダンピー です。

 

 

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 以前記事にした赤蝋の70年代流通ボトルより、ダンピーですね。

 

 

amber-garden.hatenablog.com

 

 上記のボトルでもJAPANTAX時代があります。

 その以前のボトルの判別は赤蝋とキャップの間が赤いリボンで繋がっているかどうかでもわかります。

 もちろんコルク栓です。

 

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裏面には輸入元シールがありませんでした。

JAPANTAXシールも確認できませんので海外流通品ですね。 

 

実物で確認出来ていないので、確証はないのですが、こちらの60年代コルクダンピーにも2種類あるような気がします。

ダンピーさ加減が微妙に違うボトルが確認できます。

(例によってよりダンピーなものの方が古いと思われます。)

 

 

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 クイーンエリザベス2世の紋章ですね。これ以前のボトルにはキングジョージ6世の紋章が使われていたという話もあるようです。

見てみたいですね、是非。

 

 キーモルトはロイヤルロッホナガーですね。

BIG6とも呼ばれる、栄光の時代を築いたブレンデッド。

今では廉価品として悲しい姿になってしまいましたが、是非このボトルで感嘆してください。

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楽天ではコルク栓ダンピーは取り扱っていませんでした。

70年代の赤蝋ダンピーくらいです。


 

 

 割と人気なようで買いづらいですね。

 出会った方は、グレネスク入ってないじゃないか!と通なことを言ってみてください。

 

 

クイーンアン コルク栓 60年代流通 ダンピーボトル 海外流通品

こんばんは。

今回は、クイーンアン 60年代流通 コルク栓です。

 

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queen anne corkcap 60's

以前、「QUEEN ANNE」の小フォントラベルのスクリューキャップを記事にしました。

 

amber-garden.hatenablog.com

 今回は上記ボトルのコルク栓バージョンです。

もちろん、コルクの方が古いと思われます。

 

出荷先の違いで栓が分かれるなんて意見も聞きますが、出荷時期のタイミングや余剰在庫を並行輸入したりしていてずれるだけで、基本的には製造時期で変わっていくと思われます。

4/5quart 86.8proof 表記が見られます。

 

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裏面には何もありません。

海外流通品ですね。 ぼけててすいません。

 

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 液面も問題ないレベルです。

キーモルト的にはグレングラントとグレンリベットあたりでしょうか。

この時期はベンリアック、ロングモーンはまだ取得していないかもしれません。

(どこかに資料があったのですが。。。)

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 クイーンアンの記事も少しづつたまってきました。

各ブランドのクロニクル記事を書きたいものです。

ネットで買えるのはデカフォントのダンピーボトルくらいでした。

これでも結構な値段します。 

 


 

 

 出会った方はサムシングスペシャルにも少しくらい興味を持ってあげましょう。

それじゃあ、失礼します。

 

 

 

 

ラフロイグ 10年 裏蒸留所ラベル 80年代流通 海外流通品

こんばんは。今回は、ラフロイグ 10年 裏蒸留所ラベル 80年代流通です。

 

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散々語られていることではありますが、

ロイヤルワラントが無いので、1994年以前流通です。

チャールズ皇太子が好きなので、紋章使っていいよ!ってなりました。

 

そして裏面は、、、、

 

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はい。蒸留所の絵があります。

これが俗に言う「裏蒸留所ラベル」です。

輸入ラベルがないので、海外流通品と思われますが、

日本で流通していた年代的には1980年代中盤から後半くらいのボトルだと思われます。

原酒でいうと、1970年代蒸留のラフロイグです。おお。

 

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肩にはもちろん「years 10 old」の文字。

このボトルの後にロイヤルワラントが付き、肩ラベルが1815表記になり、

諸々変わり現行ボトルとなっていきます。

40%になり、全ての人々が嘆き悲しんだ、という事件もありました。

 

 

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細かい年代でいえば、表ラベルの真ん中の「10」のフォントも微妙に変わっている、なんて話もたまに聞こえてきます。

実際はどうなんでしたっけ。

 

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最後に牧歌的な蒸留所の風景を。 

 ロイヤルラフロイグとは決して名乗らない、プライドのあるアイラモルト

 

天下の信濃屋さんではなんと、15万円。

 参りますね、こりゃ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【オールドボトル】ラフロイグ 10年 1980年代後半流通品
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出会った方は、発酵槽に落ちてなくなった方を偲んで飲みましょう。

それじゃあ、失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CLUB99 FINE OLD 70年代流通 イタリア周り

こんばんは。今回は正体不明のブレンデッド、CLUB99 FINEOLD です。

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見かけない銘柄ですよね。

以前記事にした、エイカーダイクno.10を詰めているエイカーダイク社の系列会社によるボトリングだそうです。

 

amber-garden.hatenablog.com

 

 

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裏面には、通関印もあります。

48.10.20なので、昭和48年10月20日に日本に持ち込まれた様ですね。

1973年以前にはボトリングされているので、原酒は少なく見積もっても60年代のものとなります。

  

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ネック下部に見える、「FINDOCH」がボトリング会社の名前です。

ちなみに海外サイトで確認出来る、CLUB99 のボトリング会社は、kintocherという様で、kintocher名義で60年代から70年代にかけてイタリアで流通していたとの記述があります。

Club 99 | Scotch Whiskyの歴史

(他にソースが見つけられず、、、)

 

という事は、FINDOCH名義のボトリングはkintocherの前なのか、後なのかという問題に入ります。

あくまで推測ですが、

 

kintocher ⇨ (70年代に入り社名変更) ⇨ FINDOCH

 

という変遷かなぁと。

 例によってキーモルト等は深くリサーチ出来ておりません。

 

イタリア周りという事を考えると、割と短熟で詰められているのでしょうか。

 

60年代蒸留の短熟なんてまず飲む機会が少ないです。

出会った方は、ザガッティ!と(ミキティー!風に)言いましょう。

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それじゃあ失礼します。

 

 

 

 

 

 

ベル 20年 ロイヤルリザーブ 70年代流通 760ml 43% 特級 従価 日本酒類販売扱い

こんばんは。今回は、ベル 20年 70年代流通 ホワイトラベル 特級 従価 日本酒類扱いです。

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bell's 20years royal reserve

70年代後半くらいから流通するブラックラベルは割と数が多いのですが、こちらになるとぐんと流通量が少なくなります。   

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日本酒類さんの扱いです。

ラベル切り替え最後の時期のボトルでしょうか。

キーモルトはダフタウン、インチガワー、ブレアアソールあたりらしいですね。

 

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 液面も問題無い様子。

60年代後半くらいからこのラベルだったかと思われます。70年代に入ってブラックラベルに切り替え、ってところでしょうか。

 

 出会った方は、何かの祝い事を見つけて乾杯しましょう。

 

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それじゃあ失礼します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アベラワー 10年 VOHM 特級 従価 70年代中盤流通

こんばんは。今回は、アベラワー 10年 VOHM 特級 従価 70年代中盤〜後半流通です。 

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以前、同時期流通の8年ボトルを記事にしました。

アベラワー 8年 VOHM 特級 従価 80年代初期流通 700ml 43% - ウイスキーの庭

 

こちらは10年もの。

80年代中盤から後半くらいの同時期に流通していたかと思われます。 

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またも西武百貨店ですね。

正規輸入なんでしょうかね、この時期の。

8年、10年、12年ともし同時期に3パターンも揃えていたとしたらこの年代としては、ターゲットユーザをどう設定していたのかなと気になります。

 

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 ちょっと下がった液面です。

 

現在は、ちょっと前からペルノリカールジャパンさんで正規輸入されてるんでしたね。 

 

 アベラワーとはゲール語

「せせらぐ小川の川口」

 という意味らしいですね。

蒸留所自体が、スペイ川支流のラワー川にあるらしいですから、まぁそういう意味ですね。

 

現在の仕込み水は、ベンリネス山から引き込んでいる軟水を使用との事。

 

 

出会った方はセントダンスタンに祝杯を。

 

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ロイヤルロッホナガー セレクテッドリザーブ 90年代流通 旧ボトル

こんばんは。今回は、ロイヤルロッホナガー セレクテッドリザーブ 旧ボトルです。

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royal rochnagar selected reserve

知名度はありませんが、上品なシェリーを感じたいなら選択必須の隠れた銘酒。 

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50%をファーストシェリーでヴァッティングしてる様ですが、残りの半分の比率がどうなってるのか情報が出てきません。

 

バーボンで詰めてる事もあるようですがリリースは少ないようで、残りの半分はセカンドサードくらいをバランスよく合わせてるのかも知れません。

 

(サードとかになるともう影響は限定的で感じられるのはニュアンスくらいでしょうか?、、、少し前のバーショーのスプリングバンクシェリーって謳ってて、バーボン樽の間違いかと一瞬絶句しましたが、、)

 

飲んでないので何とも言えませんが、美味しかったですか?(飲んだ方へ)

 

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ともあれ、 こちらも完全なる限定品。

セレクテッドらしいので、良い樽が無かったら発売すらしないという情報も散見されました。

 

曰く、セレクテッド自体にもランクがあるようで、木箱のロットの方が上位らしいです。

そういえば、紙箱もちょこちょこ見ますよね。 (ボトルオンリーもありましたっけ?)

 

 ロイヤルを冠する数少ない蒸留所。

常設品ではハイエンドのボトリングを、出会った方は楽しんで下さい。

 

ボルドーワインを一滴垂らすと高貴な気持ちになれそうです。

 

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それじゃあ失礼します。