ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

ギルビーズ スペイロイヤル 60年代流通 JAPANTAXシール付 ニッカ扱い

こんばんは。

今回は誰も知らないブレンデッド。

ギルビーズ スペイロイヤル 60年~70年代流通です。

 

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gilbey's SpeyRoyal fineold 60's

かの有名なジンでおなじみギルビー社です。

戦前・戦後はアイリッシュウイスキーを扱い、日本の洋酒文化を押し上げた立役者のようです。

戦前の日本とウイスキー【その2・全3回】 | WHISKY Magazine Japan

上記サイトの時期、1940年代~60年代以前にかけてはアイリッシュを所持していたのでしょうか。

今回のボトルの流通時期60年代70年代にかけてはストラスミル蒸留所とグレンスペイ蒸留所を持っていたようです。

この時期はモルトとして販売はせず、もっぱらスペイロイヤルを販売していたようです。なので、この時期のオフィシャルボトルと言っても差し支えないかもしれません。

 

海外のサイトでは写真でわんさか出てきます。

国内だと盛岡のスコッチハウスさんで記事がありました.

ノッカンドー&ストラスミル_盛岡スコッチハウス

 

 裏面のラベルはとても小さいです。

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 蒸留所の写真でしょうか。

牧歌的な雰囲気でいいですね。760mlの43%。特級・従価です。

この時代の輸入はニッカさんですね。正規輸入なんでしょうね。

 

今と60年代でどれだけ外観が違うのか。

ストラスミルに行った方が最近の写真をアップしておりました。

 

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 from  六十四 ストラスミル

スコットランドの色々な蒸留所に行かれているようです。うらやましいですね) 

昔と現在の外観ではだいぶ違うみたいですね。キルンとかいつ増やしたりしたのか。

一回腰をいれて調査しないといけません。

 

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 キャップ部分にはJAPANTAXシールが確認できます。

 

 1974年以前に流通していた事が分かります。

ノンエイジですが、この時代のオフィシャル味を味わえることは中々ないと思いますので、要チェックだと思います。

 

とはいえ、ミニチュアしか売ってません。しかも80年代ラベルです。

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 ギルビーのものは中々流通しないですね。

 

出会った方は、ジンフィズの後に飲みましょう。

それじゃあ失礼します。