バランタイン 30年 1970年代前半流通 特級 従価 青赤旗 760ml 43% 明治屋扱い
こんばんは。今回はバランタイン 30年に関して備忘録的に書いていきます。
まずは、こちらの写真をどうぞ。
まず確認していただきたいのが、ラベル正面の紋章です。
馬の持っている旗が、左側は青、右側が赤に塗り分けられていると思います。
これが確認出来たら、まずは1978年以前と考えて下さい。1978年頃に紋章の使用を禁止されたため、多くのウイスキーがラベル変更を余儀なくされました。
(※通称:「赤青旗」と呼ばれています。「青赤旗」??)
続いて、ネック近辺の写真をどうぞ。
ネックの左右にシールがはがれた跡が確認出来ます。
(写真では見えないかもしれないが。。。)
恐らくJAPANTAXシールが貼ってあった跡かと思われます。
ものが貼ってあれば完璧ですが、オールドボトルには剥がれかかっていたり、ほんのり欠片だけ残っているボトルもちょこちょこ見かけます。
TAXシールが確認出来たら1974年以前だと判断出来ます。
↓↓ほかのJAPANTAXシールが付いたボトルはこちら↓↓
そして、裏面。
ひし形のラベルが有るボトルと無いボトルがありますが、特に相関関係は分かりません。(詳しい人教えてください)
感覚として、ひし形ラベルが有る方が、”より正規”というイメージです。
明治屋のラベルも確認出来ます。
特級・従価・760ml・明治屋。。。この言葉が大好きです。みんなも大好きだよね。
たまに輸入業者の確認できないボトルがあるので、なんとかラベルから情報を得ましょう。実際には、このように、、、
86proof と 4/5quart が確認できます。
スコッチの海外輸出向けはだいたいUSプルーフで表記なので、
86を2で割って、度数は43%だと分かります。
(UKプルーフの場合は1.75で割りましょう)
えーと、、4/5quartは、、、、1quartの4/5です!!
、、、、計算したらだいたい出るのですが、確か757mlくらいだったと思います。
ですので、約760ml入っているよ。ということなのです。
どうでしたか、バランタイン30年。
1970年代前半流通の30年物です。
1940年代前半蒸留ですって。。。すごいですよね。
第二次世界大戦くらいですか。
ちゃんと確認してないので分からないですが、私もまだ生まれてないと思います。
こういったボトルに巡り合った方は、是非タイムマシーンにでも出会ったと思って、1940年代のスコットランドを想って飲んでくださいませ。
ファイネスト、12年、17年の60年代~70年代流通の記事もあります。
ちなみに60年代流通の30年赤白ラベルは24万円してました!
誰が買うんだ!
それじゃあ、失礼します。