ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

ニッカ 鶴 陶器 17年表記無 前期ボトル 750ml 43%

こんばんは。

 

今回はニッカウイスキーの「鶴」です。

 

まずは写真をどうぞ。

 

f:id:amber_garden:20161011113949j:plain

 

美しい真っ白の陶器ボトルですね。(陶磁器ですね。)

ノリタケ製の陶器だそうです。愛知県創業の陶器・食器類を主に扱った会社だそうで。

1976年発売当時は恐らく高級路線のメーカーだったのでしょう。

(現在は株式会社ノリタケテーブルウェアとして存続しているようです)

 

f:id:amber_garden:20161011114922j:plain

 

鶴のフォントも独特でかっこいいです。

こちらの「鶴」はNHK朝ドラにもなった「マッサン」のモデル・竹鶴政孝の最後のプロジェクトボトルとの事で、日本ウイスキーの父、最後の遺作と呼んでもいいでしょう。

(。。最後の遺作、、日本語がおかしい、、か、、、、?)

 

こちらのボトルも後にリニューアルし、「鶴 17年」となるのですが、その際、政孝の養子・威(たけし)によるブレンドに変わります。

(ネックの鶴の文字の下に17が付くようになります。)

 

初代ブレンダー:竹鶴政孝  ⇒  鶴

2代目ブレンダー:竹鶴威  ⇒  鶴 17年

 

威さんは年数表記主義だったのでしょうか。高級感を打ち出す為に17年の制限を設けたのかは分かりませんが、原酒構成の制限が異なる以上、味わいは別物となります。

 

嗜好品のため、好みは分かれるところですが、マッサンのブレンドを感じたい方は

17年表記無しを選択してください。

(17年表記が付きだしたのは、90年代に入ってから、という説もありますが)

 

色々な時代のものを飲んでいくと(大して飲んでないですが)、製造の違い・樽の個体差というのは大きいと感じます。5年物でも味わい深いものがあったり、17年表記のものでもペラペラのものもあります。

 

難しいですね。是非、見た目だけで判断するのは避けてください。

 

5年物でも21年物でも、美味しいもの・不味いものはあります。

色が濃くなくても、バーボン樽で美味しいものは沢山あります。

シングルモルトじゃなくても、ブレンデッドで美味しいものは沢山あります。

 

トータル、よくわかんない!という事です。

気に入ったの飲んで下さい。

 

最後にタグの裏側。

f:id:amber_garden:20161011120758j:plain

 

 

鶴シール、おしゃれ。

 

値段の安いものから売れていってしまいますので、

自分の納得できる値段で売っていたらとりあえず買う!がちょうどいいかもしれません。

 

ニッカ鶴の陶器ボトルを安い順に検索する!

 

陶器のものなので、総重量は特に気にしてください。

 

マッサンの自信作は一回飲んでおかないとです。

 

それじゃあ、失礼します。