ニッカ 鶴 陶器 17年表記無 前期ボトル 750ml 43%
こんばんは。
今回はニッカウイスキーの「鶴」です。
まずは写真をどうぞ。
美しい真っ白の陶器ボトルですね。(陶磁器ですね。)
ノリタケ製の陶器だそうです。愛知県創業の陶器・食器類を主に扱った会社だそうで。
1976年発売当時は恐らく高級路線のメーカーだったのでしょう。
(現在は株式会社ノリタケテーブルウェアとして存続しているようです)
鶴のフォントも独特でかっこいいです。
こちらの「鶴」はNHK朝ドラにもなった「マッサン」のモデル・竹鶴政孝の最後のプロジェクトボトルとの事で、日本ウイスキーの父、最後の遺作と呼んでもいいでしょう。
(。。最後の遺作、、日本語がおかしい、、か、、、、?)
こちらのボトルも後にリニューアルし、「鶴 17年」となるのですが、その際、政孝の養子・威(たけし)によるブレンドに変わります。
(ネックの鶴の文字の下に17が付くようになります。)
初代ブレンダー:竹鶴政孝 ⇒ 鶴
2代目ブレンダー:竹鶴威 ⇒ 鶴 17年
威さんは年数表記主義だったのでしょうか。高級感を打ち出す為に17年の制限を設けたのかは分かりませんが、原酒構成の制限が異なる以上、味わいは別物となります。
嗜好品のため、好みは分かれるところですが、マッサンのブレンドを感じたい方は
17年表記無しを選択してください。
(17年表記が付きだしたのは、90年代に入ってから、という説もありますが)
色々な時代のものを飲んでいくと(大して飲んでないですが)、製造の違い・樽の個体差というのは大きいと感じます。5年物でも味わい深いものがあったり、17年表記のものでもペラペラのものもあります。
難しいですね。是非、見た目だけで判断するのは避けてください。
5年物でも21年物でも、美味しいもの・不味いものはあります。
色が濃くなくても、バーボン樽で美味しいものは沢山あります。
シングルモルトじゃなくても、ブレンデッドで美味しいものは沢山あります。
トータル、よくわかんない!という事です。
気に入ったの飲んで下さい。
最後にタグの裏側。
鶴シール、おしゃれ。
値段の安いものから売れていってしまいますので、
自分の納得できる値段で売っていたらとりあえず買う!がちょうどいいかもしれません。
陶器のものなので、総重量は特に気にしてください。
マッサンの自信作は一回飲んでおかないとです。
それじゃあ、失礼します。