1950年代蒸留 ロイヤルロッホナガー 30年 (ロイヤルヴィクトリア名義) 特級 従価 750ml 43% 大丸扱い
こんばんは。今回は、幻ともいえる、ロイヤルロッホナガー 30年です。
クリスタルガラスにアザミの削り出しです。
かっこいいですね。アザミはスコットランドの国花ですよ。
ネック下には特級のシールが貼ってありますね。
タグを見て下さい。
ロイヤルヴィクトリアの表記があります。ハイランドモルトで、ロイヤルが付いて、ヴィクトリア女王に関連するモルトといえば、ロッホナガーをおいてありません。
また、ロッホナガーは方針なのか、蒸留所名を隠してボトラーズからリリースされることも多いのです。ダグラスレインとかのコネクションバリバリ会社は名前出せたりもするんでしょうけど。
こちらのボトリングはハートブラザーズです。
ハートブラザーズといえば、1988年に「ハートブラザーズ社」と名を改めているはずです。そして以下の写真を見てみると、、、
大丸さんが輸入しています。
そして従価の文字が。750mlの43%なので、特級時代の最後あたりでしょうか。
(モルト・グレンの文字が見えますが、この時代はまだ、ウイスキー≒ブレンデッドの構図が強かった為、シングルモルトという認識が担当者もよく分かってなかったと想定できます。)
昔のピュアモルトやヴァッテドモルトと呼ばれるあたりのボトルは割とモルト/グレーン表記があったりします。
良い感じの蝋封ですね。
コルク栓の上から蝋で固めてる感じです。
ボトルの肩には、クリスタルガラスの表記が。
こちらのボトルを製造している会社は、
「ロイヤルブライアリー」といって、イギリスでは割と有名というか、高級なブランドに位置するようですね。
クリスタルガラスと言えばここ、みたいな立ち位置で、ボトルにも良い物を使ってボトリングしているのが分かります。
さて、話は戻り、1988年にハートブラザーズに社名を改められた会社から、特級/従価表記の時代にボトリングされたという事は、1988年か1989年にボトリングという判断になる訳です。
1989 - 30 = 1959年以前に蒸留された原酒ということですね。
1950年代のロイヤルロッホナガー、となる訳です。
まぁ、今ではリリース自体されないです。されても何十万くらいの高値になってしまうと思います。シングルモルトは高くなってますね。
70年代くらいの12年物でも、いい値段になっています。
いつになったら落ち着くんでしょうか。
【オールドボトル★”ロイヤル”表記がない時代の貴重品】ロッホナガー 12年 1970年代流通 43% 750ml
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バーボンが人気出てきてるの分かります。
それじゃあ失礼します。