ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

50年代-60年代流通 シーバスリーガル 12年 NY周り 緑瓶

こんばんは。今回は、50年代から60年代にかけて流通したシーバスリーガル 12年です。

オールドボトルとしては流通量が桁違いに多いのですが、

70年代初頭からそれ以降の流通品がほとんどとなっております。

それゆえ、このグリーンボトルを見ると一瞬偽物かなって思ってしまいます。

(※もしくは、グレンフィオナか!って突っ込んでしまいます。)

 

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 chivas regal 12y darkgreenbottle 50's-60's

 

1950年代といえば、シーバスブラザーズがストラスアイラを取得したあたりですね。

12年物も1950年代に発売されたようなので、ストラスアイラきっかけですかね。

 

最初は25年物をリリースしていたようですが、

アメリカの禁酒法が無くなったタイミングで12年物を売り出したところ、

 バカ売れしたようで、後々スコッチのプリンスなんて呼ばれていくようです。

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裏面にはしっかりとストラスアイラ・グレンリベットの文字が。

そして、今回のボトルはニューヨーク周りのもの、

「general wine&spirits company」という輸入業者のシールが見えます。

上記の会社の沿革を調べようかと思ったのですが、普通によくある単語の羅列すぎて全然情報が出てきませんでした。

(いや、正確には”出てき過ぎて”参りました)

 

このデザインのボトルはどうやら、今回のダークグリーンのボトルとライトグリーンのものがあるようです。

どっちが古いかは判断しかねます。知ってる方いたら教えてください。

(グリーンは1種類しかないよ!という方もご連絡ください)

 

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 ネックに見えますは、忌まわしきスクリューキャップですね。

うーむ、よーく見るとコルクキャップにも見えるのですが、判断しかねます。

コルク栓の方がコンディションに期待が持てます。

 

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 ネックシールにgeneral wine&spirits companyの文字が。

アメリカでの正規輸入業者なのかもしれません。

 

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 裏面の写真もちらり。

エンボスの文字はよく見てません。

リユースオブボトル的なことは読み取れます。

再利用するよ!なのか、衛生的にもちろん再利用なんかしないよ!なのか。。。

 

どちらにせよ、この時代のストラスアイラ・ロングモーン・グレングラント・グレンリベット等々、、、そうそうたるメンツのモルトが入っているはずです。

 

 期待したいですね。。。

 

 さすがに楽天でも50年代のシーバスは売ってませんでした。

買うんだったら25年物のほうがいいです。 

 


 

 

 出会った方は、宝くじに当たったと思いましょう。