ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

ロングジョン 21年 ロイヤルチョイス 80年代流通?

こんばんは。今回は、あまり流通のない、長熟ブレンデッドです。

ロングジョン 21年 ロイヤルチョイス です。

 

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longjohn 21y royalchoice 80's?

 

明るめのブルーの陶器製ボトルは良く見るのですが、こちらは中々見かけません。

ロングジョンという銘柄は、ジョンマクドナルドがベンネヴィスをベースに作ったブレンデッドのようです。

(ベンネヴィスのDBシングルモルトは10年物しか流通してないですが、あれは隠れた銘酒です)

そこから、時間が経ち、1958年にトーモアを建設し、以降はトーモアがキーモルトになっていったようです。

その後、ラフロイグを傘下に入れ(1963年との情報も)、

 

キーモルトは 、ベンネヴィス・トーモア・ラフロイグとなっていったのですね。(現在のベースはどうなっているのだろう)

 

1970年代流通であれば、稼働停止前の、グレンアギーやキンクレイスも混ざっているかも知れません。

 

さて、今回のボトルに戻り。

情報が実に少ないのですが、恐らく1980年代流通です。(ソースは細かい情報をもろもろ繋ぎ合わせ、予想)

 

それを前提に原酒を考えた場合、1960年代の蒸留となり、前記のキーモルト群が含まれている可能性があるのですね。

 

ロマンがありますねー。

 

キンクレイスなんてGMのブラウンラベルが出てもバカみたいな値段になってしまっています。(たまぁにフェイクくさいのがありますのでご注意) 

 

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裏面には、ジョンマクドナルドがうんたらかんたら、、、 

 

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ラフロイグの60年代を買おうとしても、何十万レベルを覚悟しないといけない時代です。

出会った方はここぞとばかりにガブガブ飲んで下さい。

 

それじゃあ失礼します。