ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

【90年代流通】スプリングバンク 12年 赤アザミ 375ml 46%

こんばんは。

今回は、スプリングバンク (springbank) 12年 赤アザミです。90年代中盤流通でしょうか。

まずは写真をどうぞ。

 

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springbank 12years RED HEATHER 375ml 46%

 

 スプリングバンク 12年 375ml 46% 赤アザミラベルです。

90年代流通はざっくり分けて、前期・後期に分かれ、

 

・前期 ➡︎ 赤アザミ (バーボン樽)

・後期 ➡︎ 緑アザミ (シェリー樽)

 

となっています。 

どんなヴァッティングかは分かりませんので、バーボンとシェリーが混在しているとは思います。ただ主体がどちらかという感じだと思います。

何故か、色濃い方が値段が上がります。

知り合いでは赤アザミの方が好きって方が多いですけど。

 

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そして、ハーフボトルは楽器のディスプレイギミックと一緒に流通するのを良く見ます。 サックスが多いですかね。

 

格納位置から考えると、縦に保管されているので、状態が良い可能性は高いです。

お探しの方はご参考に。

 

スプリングバンク、美味しいですよね。

そんなに数は飲んでおりませんが。

 

 

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スプリングバンクに関して、私はバーボン樽の方が合っている気がします。

個人的にですが。

 

陶器瓶のスプリングバンクもいいかもしれませんね。

 ノンエイジですが、美味しいと評判です。

 

amber-garden.hatenablog.com

 

 

 

特級時代ですから。

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ちなみに、、スプリングバンク  10年ですが。

2017年10月頃より日本にも新ラベルが入ってきています。

それが古き良きスプリングバンクに迫っている!と大評判です。

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オレンジラベルです。しかもあまり生産量を増やすようなそぶりもなく、

品薄なようです。飲みたいな。

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 旧ラベルと飲み比べてみましょう。

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サンキュウ、ミッチェル!!

 

 

 

【雑酒表記】オールドパー 50年代流通 ティンキャップ 760ml 43%

 

こんばんは。

今回は50年代〜60年代流通のオールドパーです。

ザ・オールドボトルです。

まずは写真をどうぞ。

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grand oldparr tincap 50's-60's

 

雑酒表記のオールドパーです。そして、特級表示もあるので、

1953年から1962年までに流通したボトルという事が判断できます。

 

キャップはもちろん、、、

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ティンキャップですね。ティンは「tin」でブリキ(錫[すず])って意味です。

ばね的なもので、下からレバーをティンっと上に開ける感じです。

あまり開けた事が無い人のほうが多いと思いますが。

前後のコルク不足で考案されたキャップのようです。

 

JAPANTAXシールの剥がれあとも確認できますね。

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後ろの輸入会社シールが剥がれているのが痛いですね。

これがあれば、特に色々な情報があり推定しやすいのですが。

 

兼松なのか、あるいは江商なのか。。。

兼松と江商が合併したのが、1967年ですが、それ以前は兼松の名前で流通しているものをちょくちょく見かけます。江商名義のオールドパーって見たような無いような。。

 

あと、70年代以前のオールドパーは年数表記無いですが、12年熟成として認識でいいんでしたっけ?

 

 

 

 

 

 

 

いや、あなたに聞いてるんです。

 

 

 

 

いいんでしたっけ?

 

 

 

なるほど、わかりました。

調べておきます。

 

1941年~1950年までに蒸留された原酒が使ってあります、オールドパー

とんでもない時代のお酒ですね。

 

1940年代のウイスキーですか。。

是非若い方に飲んで頂きたい。

 

 

オールドパー自体は数が半端なく入ってきているようなので、 

意外と出会えると思います。その際は吉田茂さんに乾杯しましょう。

楽天ではティンキャップのものは複数売っておりました。

一応最安値は以下のものでしたが、ただの特級表記、JAPANTAXシール付きなので

60年代後半から74年以前の流通というところでしょうか。

======2018/2/7修正======

売り切れていましたので再検索。2万円以下のものを発見。

箱なしだからですかね。ティンキャップにチャレンジするのに向いてます。

 


 

 割といいんじゃないでしょうか。

======追記終わり======

 

 

 

 それじゃあ、失礼します。

 

 

 

 

 

【90年代】アイルオブスカイ(isle of SKYE) 12年 デキャンタボトル 750ml 43% リーベルマン扱い

こんばんは。

今回は、ブレンデッドです。

90年代初頭流通、アイルオブスカイ 12年です。

まずは、写真をどうぞ。

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 Isle of skye 12years decaner 90's

装飾の細やかなガラス瓶に鉄風のプレートラベルです。

いわゆるデキャンタボトルというのでしょうか。

食卓に並べる用の、いわゆるオシャレボトルは「デキャンタボトル」と呼ぶ風潮があります。ワイン用語かなと思いましたが、多用途で使われております。

 

マクローズ〔MACLEOD'S〕と銘打ってありますね。

スカイ島の大地主的な一家で、タリスカー蒸留所の建設にも一役か二役買っているそうです。なので、タリスカー原酒を使いたい場合は割と融通がきくようなのですね。

 

まぁ、アイルオブスカイ=スカイ島っていう名前で出してるので、

明らかにキーモルトタリスカーです。特級表示は無しです。

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輸入会社はリーベルマンさんです。この会社はVAT69とかの扱いでもたまに名前を見ますね。80年代後半~90年代にすごい頑張っていたイメージです。

90年代初期流通ボトルかと思われます。

 

数はすごい見ますので、70年代後半蒸留のタリスカーを感じたい場合は試してみるといいかもしれません。

(割合が少ないかもしれませんので、全然感じられない可能性が)

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細かいガラスの加工とかすごいオシャレですね。

キャップもガラスキャップだったらデキャンタボトルとしてもっとかっこいいんですけど。

おそらく替え栓はあったと思うのですが、どこかで紛失したようです。

 

楽天では同じデキャンタの12年は見つけられませんでした。

その中で発見したのですが、50年物が売っておりました。

そういや昔あったなぁ、、と思い出しましたが、

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 値段は15万円の+税!!!!

異常なほど安いですね。どうなってるんだ。ほぼグレーンなのか??

あと、色が不安なほど薄いです(50年熟成にしては)

昔から新樽なんかやってたのでしょうか。いやぁ、、、、どうかなー。

 

まぁ、深く考えないでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

バランタイン ファイネスト 70年代流通 特級 従価 760ml 43% 明治屋扱い

 

 

今回はバランタイン ファイネストです。

みんな大好き、バランタインの普及品。

今はラベルが大きく変わってしまって、少々違和感のあるボトルです。

 

そんなファイネストの60年代~70年代流通品。

写真をどうぞ。

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クリアボトルですね。70年代中期頃まではクリアボトルなのですね。

そして、キャップ部分を見てもらうと分かるのですが、

 

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プラキャップです。バランタイン 12年と同じタイプのキャップです。

JAPANTAXも確認出来ます。

プラキャップから金属キャップに変わるのが、1970年代に入ってから徐々に、、、、

ていうイメージです。金属キャップにJAPANTAXシールが貼ってあるボトルはちょくちょく見かけますので。

 

よって、クリアボトル+プラキャップ+JAPANTAXシール= 1960年代と言っても

過言ではないと思います。

 

普及品のため、割とすぐ飲まれてしまい意外と見つけることの少ない、

60年代ファイネスト。

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扱いは勿論、明治屋さん。正規流通です。

 

出会った方は、美味しく飲み干してあげてください。

 

17年と30年の70年代流通の記事もあるので、ボトルごとの違いを確認してみてください。

 

amber-garden.hatenablog.com

amber-garden.hatenablog.com

 

今度は12年の70年代流通を記事にしないといけませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンティクアリー デラックス 750ml NAS

 

 

こんばんは。今日は70年代後半から80年代初期?かと思われる「アンティクアリー」というブレンデッドウイスキーです。(アンチコリー?アンティコリー?)

まずは写真をどうぞ。

 

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 シンプルなデザインですね。J.W.ハーディ社にて製造された、アンティクアリーのノンエイジ版です。

NAS(ノンエイジステートメント)って記載してしまいましたが、使ってる方居るんでしょうか。デラックスの方が良かったですかね。裏面に記載されていますし。

 

1996年にトマーティン社が買収し、このブランドが復活するまでは全く知名度がありませんでした。(断言致しますが、今も全くありません)

 

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裏面のラベルもシンプルですねえ。

シンプルというか、情報を提供する意思が何も感じられません。

しかし、内容を見るとすごいウイスキーだと言う事は伝わってきます。

 

 

ざっくり翻訳しますと、

 

「女房を質に入れてでも、このウイスキーを絶対手に入れて下さい!そうしてもらえたら作った甲斐があるぜ!」

 

的な事が書かれています。

本当にざっくり言うとですが。 

 

それ程までに美味しいウイスキーだという自信の表れでしょうか。

だとすると、シンプルなデザインも頷けます。

飲めば分かる、という職人的な挑戦。

モルト比率が高めで、45%との情報も出てきます。(高いか?)

 

情報が少なすぎて年代特定がしづらいです。ラベルと上のメダルっぽいものからすると、70年代のニュアンスはありますが、いかんせん750ml表記がありますからね。。。

 

同じデザインで特級従価760ml43%を見た事がありますが、70年代後半から80年代初期くらいに落ち着いておきましょう。

 

 

ブレンディングの妙を感じたい方は

是非飲んでみて下さい。

 

 

 

バランタイン 17年 特級 従価 青赤旗 JAPANTAX 760ml 43% 明治屋扱い

 

 

こんばんは。今回は、70年代初期のバランタイン17年です。

まずは写真をどうぞ。

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1970年代初期流通のバランタイン 17年 青赤旗ラベルですね。

ラベル正面、馬の持っている旗が青と赤に分かれていることから、そう呼ばれています。(青赤旗?赤青旗?どちらでもいいですが)

 

以前紹介した、

amber-garden.hatenablog.com

上の記事のバランタイン30年と流通時期的には似ています。

 

 

裏面のラベルでも、

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ひし形ラベルに明治屋扱いのシールですね。760ml、43%、特級、従価。

キャップ部には、

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JAPANTAXシールも確認できるので、1974年以前の流通品。

(1974 - 17 = 1957年以前に蒸留した原酒が使われている計算になります)

昭和32年ですか。古いですね。

軽くサーチしたところによると、ホッピングが大流行した年だそうです。

 

 

バランタイン ファイネスト の60年代~70年代流通の記事も併せてどうぞ。

 

amber-garden.hatenablog.com

 バランタイン12年 60年代流通もあります。

 

amber-garden.hatenablog.com

 そろそろ赤白旗のボトルを載せたいですね。

50年代~60年代ですからねぇ、、あまり手に入らないんですよ。

現行品と飲み比べてみるのも面白いかもしれません。

執筆時点では、最安値4266円。結構するなぁ。。

 

 

出会った方は、ホッピングと共に飲んで下さい。

時代を感じられると思います。

 

 

 

 

 

ストラスコノン 12年 ブレンデッドモルト 初期ラベル

こんばんは。

今回は、ピュアモルト改め、ヴァッテドモルト改め、ブレンデッドモルトです。

 

面倒臭いですよね。

カーデュ事件があったりして、なんだかんだで、今はブレンデッドモルト表記が義務付けられています。

 

まずは写真をどうぞ。

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みんな大好き、ストラスコノンです。

ミニボトルで悲しいんですが、初期ラベルなので良しとしましょう。

この後のラベルチェンジでは、ぱっと見、ロイヤルハウスホールドかな?と思うほど

変わります。見つかったらあとで記事にします。

 

a BLEND OF SINGLE MALT ってずるいですねぇ。。

色々なサイトではロイヤルハウスホールドのグレーン抜きだなんて記載もちらほら見かけます。

人気が出るのもわかりますねぇ。

 

あちらはエイジング表記無しですが、こちらは12年の記載になっているので、使える原酒の幅が狭められる分、かなり味わいは違うと思いますが、、、、

使ってるシングルモルトはほぼ同じで、原酒構成比率が違うってところでしょうか。

 

楽天では異常な高値になっています。


 

フルボトルではもうあまり買えないかもしれないですね。

 

幻のモルトウイスキーと呼ばれる、この「ストラスコノン」。

出会ったら味わって飲んで下さいませ。