ウイスキーの庭

主にオールドボトルの紹介をするウイスキーブログです。基本的にテイスティング記事はありませんが、ほぼ毎日ウイスキーを飲んではいます。

60年代流通 ネプラスウルトラ 760ml 43% JAPANTAXシール付 東洋醸造扱い

こんばんは。

今回は、ほぼ幻と言っていいウイスキーです。ウイスキー飲みなら一度は聞いたことがあるであろう、

ネプラスウルトラ 60年代後半〜74年以前流通です。

まずは写真をどうぞ。

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" Ne Plus Ultra " dewer's  JAPANTAX

驚きのJAPANTAXシール付きです。

デュワーズ系のこの時期の正規輸入はほぼ皆無のようで、ティンキャップはもちろん、スクリューキャップでも出会えないようです。

 

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裏面には東洋醸造の文字が。

古いデュワーズ系ではおなじみの会社です。旭化成グループと合併したりして無くなってはいますが。

ウイスキーの輸入関係は、ニッカが上手いこと引き継いだんですかね。

70年代中盤以降から80年代くらいまでニッカウイスキーが取り扱ってたと思います。


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スクリューキャップ。

ネック元のリボンがハイエンドの気風を漂わせます。アンセスターとかも似たようなリボンが付いてます。

※流通年代によりますが。


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JAPANTAXシールが確認できます。

1974年以前に日本に輸入された証左になります。この時代のネプラスウルトラ に出会う事は極めて希かと思います。

 

楽天では、やはりというべきか結構なお値段です。

表ラベルのフォント的に70年代後半から80年代前半くさいボトルですが。。。

 


 

 箱付きは魅力的ですね。

 

参考に、、、、

デュワーズ社の昔のブレンデッドランク

 

1:ネプラスウルトラ 

2:アンセスター

3:ホワイトラベル 

 

が基本になってます。

ヴィクトリアンバットとかあったみたいですが、それこそ幻なので割愛。

上記どれも昔は年数表記はありませんでした。80年代にはいり、ネプラスとアンセスターに12年表記が復活。

※50年代とかも12年表記があったと思います。

 

そして90年代になりホワイトラベル 以外は終売にはなりました。

デュワーズ 30年にネプラスウルトラの称号がついて販売されたりもしましたが、それすらも超限定。

 

出会えた方はランチを1週間分我慢して飲んでおきましょう。

 

それじゃあ失礼します。