バランタイン 17年 特級 従価 青赤旗 JAPANTAX 760ml 43% 明治屋扱い
こんばんは。今回は、70年代初期のバランタイン17年です。
まずは写真をどうぞ。
1970年代初期流通のバランタイン 17年 青赤旗ラベルですね。
ラベル正面、馬の持っている旗が青と赤に分かれていることから、そう呼ばれています。(青赤旗?赤青旗?どちらでもいいですが)
以前紹介した、
上の記事のバランタイン30年と流通時期的には似ています。
裏面のラベルでも、
ひし形ラベルに明治屋扱いのシールですね。760ml、43%、特級、従価。
キャップ部には、
JAPANTAXシールも確認できるので、1974年以前の流通品。
(1974 - 17 = 1957年以前に蒸留した原酒が使われている計算になります)
昭和32年ですか。古いですね。
軽くサーチしたところによると、ホッピングが大流行した年だそうです。
バランタイン ファイネスト の60年代~70年代流通の記事も併せてどうぞ。
バランタイン12年 60年代流通もあります。
そろそろ赤白旗のボトルを載せたいですね。
50年代~60年代ですからねぇ、、あまり手に入らないんですよ。
現行品と飲み比べてみるのも面白いかもしれません。
執筆時点では、最安値4266円。結構するなぁ。。
出会った方は、ホッピングと共に飲んで下さい。
時代を感じられると思います。
ストラスコノン 12年 ブレンデッドモルト 初期ラベル
こんばんは。
今回は、ピュアモルト改め、ヴァッテドモルト改め、ブレンデッドモルトです。
面倒臭いですよね。
カーデュ事件があったりして、なんだかんだで、今はブレンデッドモルト表記が義務付けられています。
まずは写真をどうぞ。
みんな大好き、ストラスコノンです。
ミニボトルで悲しいんですが、初期ラベルなので良しとしましょう。
この後のラベルチェンジでは、ぱっと見、ロイヤルハウスホールドかな?と思うほど
変わります。見つかったらあとで記事にします。
a BLEND OF SINGLE MALT ってずるいですねぇ。。
色々なサイトではロイヤルハウスホールドのグレーン抜きだなんて記載もちらほら見かけます。
人気が出るのもわかりますねぇ。
あちらはエイジング表記無しですが、こちらは12年の記載になっているので、使える原酒の幅が狭められる分、かなり味わいは違うと思いますが、、、、
使ってるシングルモルトはほぼ同じで、原酒構成比率が違うってところでしょうか。
楽天では異常な高値になっています。
【レトロ】ストラスコノン 12年 40度 750ml 並行品 (専用BOX入り ※)
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フルボトルではもうあまり買えないかもしれないですね。
出会ったら味わって飲んで下さいませ。
クレイモア 特級 従価 760ml 43% 陶器瓶 オールドパー株式会社扱い 1980年代前半流通
こんばんは。今回はブレンデッドです。
まずは写真をどうぞ。
クレイモアですね。
マクドナルドグリーンリース社のボトリングで、オールドパー系列ですかね。
プレジデントとか、サンデーマックも兄弟です。
この銘柄は現行品では安ウイスキーの代表格として、致命的な評価をもらっています。
気になる方は飲んでみて下さい。
1000円くらいで買えます。
写真のものは、1970年代後半〜1980年代前半流通のものだと思われます。
オールドパー株式会社さんが輸入し、ロイヤルリカーさんが引き取っております。
ロイヤルリカーさんがオールドパー関連の銘柄の正規代理店だったのは、1988年4月までです。
という事は、それ以前の流通という事が裏付けられました。
(特級 従価 760ml 43% の記載でまず、少なくとも80年代前半は確定ですが)
この写真を見ると、
特級の数字が5桁なんですねー。
この数字は輸入する会社が国に届け出た順に振り分けられる番号で、
「あなたは10286番目に、輸入させて下さいって言ってきたよね!」って証なんです。
ですので、数字が大きければ大きいほど、登録が遅い=輸入時期が遅い、という可能性が高いのです。
どうやら80年代前半の可能性が高いですね。
ちなみに、
箱には、
「sole distributor for Japan 」の文字が。
この陶器モデルは日本限定だよ!的な意味合いでいいんでしょうかね。
日本仕様の特別なクレイモア。
出会った方はぐびぐび飲んであげて下さい。
なぜかクレイモアのオールドボトルは数が少ないようです。
30年熟成のものがちらりとあるだけでした。
クレイモア30年43%750ml【オールドボトル】
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それじゃあ、失礼します。
ブルイックラディ (ISLAY MALT) 10年 グレンタラ社 特級 従価 760ml 43% 巴工業扱い
こんばんわ。
今回はスコッチです。
まずは写真をどうぞ。
現在でいうと、蒸留所非公開モルトと言われる場合は、ラガヴーリンかアードベッグと相場は決まっておりますが、色々調べてみると興味深いことが分かります。
(上記2銘柄以外でも非公開はまれにあります)
まず、表ラベルの上部にあります、「GLEN TALLA」の文字。
「グレンタラ」「グレンターラ」「グレンテェーラ」的な読み方だと思います。
検索してみるとあまり出てきません。
しかし、下記のサイトで情報を発見します。
サイトの一番下のほうに「GLEN TALLA」の文字が。
GLENTALLA社は鹿のラベルでお馴染み、グレンスタッグを作っている会社でした!
(鹿のラベルといえば、グレンフィディックだよ!という方が大半でしょうか)
では、グレンスタッグで検索。
出るわ出るわ。シルバーの鹿が飛び込んできます。
画像をいくつか見ると分かりますが、GLENTALLAの文字が見えます。
やはり、インヴァーゴードン社系列のボトリング会社だという事がわかります。
はるか昔にはGM以外にボトラーズといった概念があまり無かったように見受けられますので、ボトリングするにしても原酒を手に入れやすい系列会社から、アイラモルトを手に入れたのではないか、と考えられる訳です。
(蒸留所名を公表しない代わりに、他社から安く仕入れている可能性もあります。)
そして裏面。
760mlで43%、特級。従価。まぁ、70年代と考えていいと思います。
インヴァーゴードン社が1950年代に創業して、1980年代までに所有したことのある、アイラ島の蒸留所はひとつしか無いように思います。
それは「ブルイックラディ」!!
いや、「ブリックラディック」!!
え!?「BRUICHLADDICH」だ!!!
正しい発音はわかんない。もう。
という事で、「おそらく」60年代蒸留のブルイックラディ10年物。
10年にしては割と濃い気がするのでリフィルのシェリーかもしれないですね。
似たようなスペックのボトラーズです。
ヴィンテージがだいぶ違いますけどね。
ブルイックラディ 11年 2005 シェリー・ホグスヘッド オールド・パティキュラー (ダグラスレイン) 48.4度 700ml
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出会った方は飲んでみてください。
ワイルドターキー ケンタッキーレジェンド 750ml 50.5% 加水版
こんばんは。
今回はバーボンです。
二大巨頭の一角、ワイルドターキーです。
(私のイメージです。2013年度の国内バーボン売上ランキングでは、
1位・ジャックダニエル
2位・ジムビーム
となっています。3位アーリー4位フォアロゼ5位ハーパーです。ターキーどこにも居ないよ!)
まずは写真をどうぞ。
ワイルドターキー ケンタッキーレジェンド です。
ジミーラッセルが選び抜いた究極の一樽!という触れ込みです。カスクストレングス版と加水版があり、こちらは加水版です。50.5%あります。
シングルバレルの表記が無いので、良さげな樽を幾つかヴァッティングして度数調整した、という所でしょうか。
ネックストラップは、飛翔ターキーが確認出来ます。ターキー12年のゴールドラベルに確認出来る、あの飛翔ターキーです。
でも裏ラベルを見ると、、
ボトリング日時が確認出来ます。
92年の6月17日だそうです。
飛翔ターキーってそんな最近までデザインとして残ってましたっけ??
(オールドボトル的には92年は新しめのボトリングですよねぇ)
ターキーの90年代に関しては、大体裏ラベルかネックラベルにボトリングの日付が印字してあります。
私が確認した限りでは、89年の印字もあったと思いますので、もしかしたら特級廃止のタイミングで切り替わってるかも知れません。
(特級以前は瓶底のエンボス加工の可能性)
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楽天では安くてこの辺りです。1万円半ばです。
まぁそこまで高騰もしてないかな、という感覚です。
↑以前記事にしたときは安かったんですけどね。
2万ちょっとまでになってます。バーボンブーム来てますよね、地味に。
ゴールドターキーは異常ですので。
まぁ、ともあれ、マスターディスティラーが最高だよ!って言ってる樽のバーボンなんで不味い訳がありません。
出会った方は、ガツンと飲んで下さい。
へい!ジム!
【70年代コルク栓】 ジョニーウォーカー 赤 760ml 43% 特級 従価 JAPANTAXシール付
こんばんは。
今回はジョニーウォーカー 赤 コルクキャップ 70年代流通です。
まずは写真をどうぞ。
コルクキャップですね。
よく見かけるコルクキャップは、大体この写真のように、液面が肩ラベルの下あたりにいっちゃってます。
たまにしっかり残ってるボトルもあるのですが、まぁ経年的にしかたないのかな、という所です。
コルクの場合は70年代だと判断出来ます。コルクキャップにも変遷があり、
針金がない方が古いんでしたっけね。
赤はどの年代でも針金あり、との説があります。
(黒だと針金有ったり無かったりなのですが)
この時代のボトルにもれず、
特級 従価 760ml 43% です。
このボトルの取り扱いは「横山商会」?ですが、
主に正規で扱っていたのは、
どちらも70年代はおおむね扱っていたと思いますが、トーメンさんの社名が「東洋綿花」の場合はより古くなり、60年代後半もあり得るのかなと思います。(トーメン=東洋綿花ではない!という説もあります)
数は多いため、まだまだ手に入ると思いますが、ウイスキーというものは飲まれればどんどん無くなります。
いつか幻と呼ばれるやも知れません。
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ティンキャップと表記して販売しているところ多いですよね。
ティンキャップは全くの別物ですのでお間違いなく。
液面少し下がってますが、安いですね。買ってもいいかもです。
出会った方はぐびぐび飲んであげて下さい。オールドボトルとはいえ、普及品です。
【1970年代】 VAT69 特級 従価 760ml 43% 協和発酵 JAPANTAXシール付
こんばんは。
今回はVAT69 特級 従価 70年代流通です。
まずは写真をどうぞ。
現行品とは違い、重厚さがありますね。
ネック下部に赤い蝋印があるとだいたい70年代流通と判断出来ると思います。
このブランドに関してだけではないのですが、流通年代が古くなればなるほど、
ボトルの形状がずんぐりむっくりしていきます。
これより古いボトルでは、よりダンピーになり、コルクキャップ仕様になります。
(ちなみにコルクキャップの記事もあります。)
⇒VAT69 コルク栓 1960年代流通 ダンピーボトル 海外流通品 - ウイスキーの庭
新しくなると、赤い蝋印がなくなります。ボトル形状は大体同じです。
もう少し新しくなると、形状がしゅっとします。
ウィリアムサンダーソンの傑作ですね。
なんでも69番目にヴァッティングしたブレンド比率が最高だったようで。
古めのVAT69は協和発酵さんが多いですね。
760ml、43%、特級、従価です。
もう、呪いのように毎日言い続けています。
ロッホナガーとグレネスク(グレンエスク・ヒルサイド)がメインのようで。
記事のボトルと同年代流通と思われるボトルです。
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JAPANTAXありだとこの値段になってしまうんですね。
参ったな。。
出会ったら、どうぞお楽しみくださいませ。